人間科学「個性美学」 ®

「個性美学」理論は、生理学や発生学、物理学や色彩学など、幅広い科学の光をさまざまな角度から当てて、人間という存在、そして「美」の秘密を知ろうとする理論体系です。

科学的なアプローチではあっても、人間を細分化して無機質化するのではなく、ひとり一人が独自の個性をもちながら大自然の法則にしたがって生きている“トータルな存在”であることを忘れません。

その底流にある人間観は東洋的ですが、合理的な客観性をいつも大切にして、抽象的な議論や独善に陥ることのないようにという創学者の遺志を守っています。

「個性美学」理論の応用

理論の応用範囲は広いものですが、尚美会グループは多くのテーマに取りくんできました。

映画

黄金期の東宝映画・美粧部において「皮膚と健康」、「表情と感情」の関係に迫り、俳優のメイクや演技を指導

美容・理容

「形と色」、「ラインと印象」の法則を駆使しての評論とニューモード創作、生理学に基づく美容法指導

和装

「神経と動作」の調和による理想的な着付け動作と「PLCV」*の構成によるトータルコーディネイト指導

健康

「体質と疾病」、「心と生きかた」の分析法である"健康視診"*による効果的な運動療法と生活全般の指導

ヨガ療法としての応用。サプリメントや化粧品も研究・開発


*PLCV:ポイント、ライン、カラー、ヴォリュームのことで、それぞれの強弱の組み合わせですべての表現がなされるという理論。

*健康視診:顔に現れている信号から、体質、健康状態から思考の傾向までを読み取る方法。

「コンピュータシステム」があり、希望によって診断を受けて生活の参考にすることができる。


創学者から日本尚美会を受け継いだ松原安治・前会長(現・日本個性美学研究所・所長;岐阜県)によって実践的な理論体系が完成されました。現在、松嶌 徹・国際ヨガ協会会長が会長を兼務、谷村靖子・会長補佐が講師長をつとめて理論の普及、講師の育成につとめています。年2回、尚美流・全日本和装協会と合同で純粋理論を学ぶ合宿講師会を開き、受け継がれた理論に磨きをかけています。

「個性美学」「相環表」などは尚美会グループの登録商標です。この理論の一部を用いた出版、講演などを希望される際は、かならずお問い合わせにて事前に申請して認可を受けてください。

お問い合わせ

日本個性美学研究所 ( facebookpage ) のメッセージよりお問い合わせください。