松島式相環表
松島式相環表 ®
赤・黄・緑・青を「四原色」、それぞれの混合色を「中間色」とした8色を円形に配置したもので、それぞれの特性が連続性をもっています。
世界中で研究された結果、色の波動は身体や心に大きな影響を及ぼすことが知られるようになり、医学や商業デザインの世界で盛んに活用され始めています。
色の波調は形状のもつ印象と同一であるという発見は個性美学理論の独創的なものです。
これによって、個性的な和装トータル・コーディネイトが可能になります。
独自のカラーコーディネイト法
個性美学の原色
原色には、色料(ペンキ・絵の具など)の「赤・黄・青(厳密にはマゼンタ、黄、シアン)」と、色光(光線・テレビ画面など)の「赤・青紫・緑」の三原色があります。
ちなみにデジタルのフルカラー(24ビット画像)では1677万色も表現できるそうです。
それらの原色からほぼ無限の色が生み出せるのですが、それらの色と色の関係を一覧する「色環表」には、マンセル式(基本5色)、オスワルト式(基本8色)、PCCS・日本色研式(基本6色)などがあり、それぞれ固有の理論(原色または基本色の考え方)によって作られています。
「松島式相環表」では、この色料、色光、両方に共通する「赤・黄・緑・青」の4色を原色として採用しています。これらの四原色は、物理学的な他の原色とちがって、人間の心理的・生理学上からも意味のある選択です。
相環表の特徴
松島式相環表の大きな特徴として、8つの色相のイメージを形(シルエット)と対応させたことにあります。これで「形と色」「顔の印象と服装(色)の印象」の関係を正確に判断できるようになったのです。それぞれに1~8の指数をあてています。
創学者がコンピュータによる分析を念頭に組み立てた理論体系だけに、個性美学では極力客観性をたいせつにし、正確な表現を期しています。
さらに、平面的な分析にとどまらず、分析のレベルが「形(シルエット):VOLUME」から「色:COLOR」、「表情(線):LINE」、そして「アクセント(点):POINT」と、多重構造になっています。
これは映画界、美容界といった、奥行きのある人間をトータルに表現する世界で使う理論を求められた背景によるものです。